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教育改革

教育は、激変します。文科省は、最先端にある国々に比べて大きく立ち遅れた大学教育による国家の危機を回避するために、戦後続いた横並び教育から「国家にとって有用な人材の育成」のために“飛び級による高大接続改革”に大きく舵を切りました。それにより、これから大学入試も大きく変わります。

大学教育低下の原因
教育のひずみ

最低基準に合わせた義務教育のシワ寄せと大学受験対策が高校の時間を奪い、先進国では高校で履修する一般教養が大学1,2年に先送りになり世界との「大学教育」と「学生の意識」の格差を引き起こしました。そのために、科学技術力が低下し、それが国際的な競争力を奪い、経済大国としての地位を危うくしています。
義務教育の弊害
算数は20時間、中学数学は40時間の教授で学習できるものを1年掛けて授業します。そのために、普通のこども達は学ぶことに興味も意欲もなくします。義務教育のカリキュラムは、大学進学をめざされるお子様のものではありません。文科省は、平成15年に小中の学習指導要領から歯止め規定を削除し、飛び級を解禁しました。
高校数学の壁
義務教育と大学受験対策のために、高校のカリキュラムは詰込みのかなり無理なものになります。そのために、高校生の8割が数学を苦手としてます。数学が苦手になると文系といえども国立大学進学は難しくなります。
大学教育の再生
わが国が、最先端の国々に追いつくには、それらの国々と同様に学力の先にある世界をめざす子供達は、一般教養を高校で修了し、大学に進学したらすぐに専門課程に入れるようにしなければいけません。

グローバルリーダーを育成するための
横並び教育からの脱却

文科省は、大学教育の出遅れによる国家の危機(経済大国の地位を危うくする科学技術力の低下)を回避するために高等教育改革を始めました。その目的は、「国家にとって有用な人材の育成」です。
教育再生実行会議第11次提言 概要

高校生が大学の講義を受講する
文科省は、飛び級を推進!

文科省は、2021年6月、最先端の国々に比べて大きく立ち遅れた大学教育を再構築するために、教育再生実行会議第12次提言で、高校生が大学講義を受講する「飛び級」を核とした高大接続改革を示しました。

教育再生実行会議第12次提言概要(抜粋)

1.(1)④学びの多様化等
○高校生が大学の講義を学ぶ「先取り履修」の推進
2.(1)③学びの複線化・多様化
○高校時代に取得した大学の単位数に応じ、修業年限を柔軟化
2.(2)③修業年限の多様化
○大学等の早期卒業・修了の推進
3.(2)②新たな働き方の推進等
○教育に大人が関わりを持てるようにする観点からテレワークを更に推進
教育再生実行会議第12次提言 概要

飛び級によるこれからの大学受験「総合型選抜」

高校時代にオンラインで取得した大学の単位を活かし、総合型選抜(旧AO入試)で、大学で学ぶ能力と意志を示します。大学側は、日々の積極的な努力で大学の単位を取得した生徒を拒むことはできません。総合型選抜ならムダな知識の詰込みと大学進学後に学ぶ意欲を奪う一発勝負の一般入試(大学入試共通テスト)は、不要になります。そして、専門課程の大学3年生に編入することで、国際社会に負けない大学教育が実現できます。実際、近年、総合型選抜による入学者が30%を超える東北大学を筆頭に、国立大学は、一般入試よりも総合型選抜入試に力を入れ始めています。これから難関国立大学受験は大きく変わります。

教育改革の受け皿
スーパー飛び級®

高校で大学講義を受講するためには、大学の講義を受講する圧倒的な学力と時間の余裕が必要です。しかし、今の高校生には、その学力も時間もありません。飛び級による教育改革を活かすには、3学年以上の先取り学習“スーパー飛び級®”で、中学3年生までに高校の内容を修了させ、その学力と時間を得なければいけません。
文科省の飛び級の受け皿は、スーパー飛び級®です。
しかし、スーパー飛び級®は、横並びの公教育や補習塾はもちろんですが、進学塾でも受験対策に縛られていますからできません。お子様のスーパー飛び級®を実現できるのは、義務教育のカリキュラムに縛られない自由な学びが実践できる家庭教育です。保護者様の決断と行動が、お子様の輝く未来を切り拓きます。

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